LS-CH1.0TLにDebian 9.0 stretchをインストールする
環境
・Buffalo NAS LinkStation LS-CHLシリーズ LS-CH1.0TL
・Debian 9.0 stretch
理研 http://ftp.riken.jp/Linux/debian/debian/dists/stretch/main/installer-armel/current/images/kirkwood/network-console/buffalo/ls-chlv2/
準備
NASのHDD 1TBを外して余っていた1.5TBに交換し必要ならフォーマットする
Debian 9.0 stretchを理研などからダウンロード
uImage.buffalo
uImage.buffalo
debian公式のサーバーリスト
https://www.debian.org/CD/http-ftp/#stable
適当なサーバーからインストラーをダウンロードする
最新版はここからダウンロードする
更新日が2019/01/02なので頻繁に更新している模様
Index of /daily-images/armel/daily/kirkwood/network-console/buffalo/ls-chlv2
※こちらの開発版のようなものは何時間経ってもインストール完了しなかったので、安定版がおすすめ。
どうでも良いけどこの地球流体電脳倶楽部って公式のリストになくて名前がとても怪しい
http://ftp.jp.debian.org/
http://ftp.jp.debian.org/debian/dists/stretch/main/installer-armel/current/images/kirkwood/network-console/buffalo/ls-chlv2/
手順
Partedコマンドを使用してパーティションテーブルを作成する
$ sudo parted /dev/sdd GNU Parted 3.2 /dev/sdd を使用 GNU Parted へようこそ! コマンド一覧を見るには 'help' と入力してください。 (parted) print モデル: ATA ST31500341AS (scsi) ディスク /dev/sdd: 1500GB セクタサイズ (論理/物理): 512B/512B パーティションテーブル: gpt ディスクフラグ: 番号 開始 終了 サイズ ファイルシステム 名前 フラグ (parted) mklabel gpt 警告: いま存在している /dev/sdd のディスクラベルは破壊され、このディスクの全データが失われます。続行しますか? はい(Y)/Yes/いいえ(N)/No? y (parted) mkpart boot 2048s 1024MiB (parted) mkpart root 1024MiB 6144MiB (parted) mkpart swap 6144MiB 6400MiB (parted) mkpart data 6400Mi -1 (parted) print モデル: ATA ST31500341AS (scsi) ディスク /dev/sdd: 1500GB セクタサイズ (論理/物理): 512B/512B パーティションテーブル: gpt ディスクフラグ: 番号 開始 終了 サイズ ファイルシステム 名前 フラグ 1 1049kB 1074MB 1073MB boot 2 1074MB 6442MB 5369MB root 3 6442MB 6711MB 268MB swap 4 6711MB 1500GB 1494GB data (parted) quit 通知: 必要であれば /etc/fstab を更新するのを忘れないようにしてください。
GPartedで確認するとこうなっている
sdd1をext3でフォーマットする
$ sudo mkfs.ext3 /dev/sdd1 mke2fs 1.42.13 (17-May-2015) /dev/sdd1 contains a ext4 file system labelled 'boot' last mounted on /media/<user_name>/boot on Thu Jan 3 10:16:06 2019 Proceed anyway? (y,n) y Creating filesystem with 261888 4k blocks and 65536 inodes Filesystem UUID: 2c4d8530-706c-43f0-aad0-b4dd2a4362dd Superblock backups stored on blocks: 32768, 98304, 163840, 229376 Allocating group tables: done Writing inode tables: done Creating journal (4096 blocks): done Writing superblocks and filesystem accounting information: done
※sdd2、sdd3、sdd4はdebianインストール時にパーティション設定を行うため、フォーマット不要
マウントしてファイルをダウンロードする
※こちらの開発版のようなものは何時間経ってもインストール完了しなかったので、安定版をダウンロードしてHDDに置くことをおすすめ。
$ sudo mount /dev/sdd1 /mnt $ sudo wget https://d-i.debian.org/daily-images/armel/daily/kirkwood/network-console/buffalo/ls-chlv2/uImage.buffalo --2019-01-03 10:33:30-- https://d-i.debian.org/daily-images/armel/daily/kirkwood/network-console/buffalo/ls-chlv2/uImage.buffalo d-i.debian.org (d-i.debian.org) をDNSに問いあわせています... 2001:67c:2564:a119::148:14, 2001:4f8:1:c::15, 2001:41c8:1000:21::21:4, ... d-i.debian.org (d-i.debian.org)|2001:67c:2564:a119::148:14|:443 に接続しています... 接続しました。 HTTP による接続要求を送信しました、応答を待っています... 200 OK 長さ: 2048715 (2.0M) `uImage.buffalo' に保存中 uImage.buffalo 100%[===================>] 1.95M 1.05MB/s 時間 1.9s 2019-01-03 10:33:33 (1.05 MB/s) - `uImage.buffalo' へ保存完了 [2048715/2048715] $ sudo wget https://d-i.debian.org/daily-images/armel/daily/kirkwood/network-console/buffalo/ls-chlv2/initrd.buffalo --2019-01-03 10:34:42-- https://d-i.debian.org/daily-images/armel/daily/kirkwood/network-console/buffalo/ls-chlv2/initrd.buffalo d-i.debian.org (d-i.debian.org) をDNSに問いあわせています... 2001:4f8:1:c::15, 2001:41c8:1000:21::21:4, 2001:67c:2564:a119::148:14, ... d-i.debian.org (d-i.debian.org)|2001:4f8:1:c::15|:443 に接続しています... 接続しました。 HTTP による接続要求を送信しました、応答を待っています... 200 OK 長さ: 12271532 (12M) `initrd.buffalo' に保存中 initrd.buffalo 100%[===================>] 11.70M 5.61MB/s 時間 2.1s 2019-01-03 10:34:44 (5.61 MB/s) - `initrd.buffalo' へ保存完了 [12271532/12271532]
bootにファイルをコピーする
$ sudo mv *.buffalo /mnt
アンマウントする
$ sudo umount /mnt
ここまで準備できたらHDDをNASのケースに戻す
NASを接続し、ルーターなどからIPアドレスを確認する
192.168.1.まではわかっていたので総当りして、192.168.1.7でsshログインした
user:installer
password:install
$ssh installer@192.168.1.7
ログインできたらstart installerを選択してインストールを続ける
proxyは空のままContinueを押す
Download installer coponentsの項目もとりあえず何も選択せずにContinueする
2時間以上かかってなんとか完了する
うまく行くとinstallerユーザーは使えなくなっている
設定したユーザーでログインでき、rootはsuコマンドで入る
参考
*LinkStation LS-XHL(またはLS-CHL)にDebianをインストール https://wv4short.com/installing_debian_8_to_linkstation_ls-xhl_part1/
*LinkStation/玄箱をハックしよう http://www.yamasita.jp/linkstation/index.html
*ハックサイトまとめ http://wiki.nothing.sh/page/BUFFALO%20Hack/%BB%B2%B9%CD%A5%B5%A5%A4%A5%C8
*LinkStation LS-CHLシリーズのHDD交換 https://kumasan114.blog.fc2.com/blog-entry-655.html
Wineのインストール
環境
Ubuntu 16.04 64bit
方法
64bit OSなので32bitアーキテクチャを有効にする
sudo dpkg --add-architecture i386
リポジトリキーを追加する
wget -nc https://dl.winehq.org/wine-builds/winehq.key
sudo apt-key add winehq.key
リポジトリを追加する
sudo apt-add-repository 'deb https://dl.winehq.org/wine-builds/ubuntu/ xenial main'
アップデートする
sudo apt update
インストールする
sudo apt install --install-recommends winehq-stable
Winetricksのインストール
sudo apt install winetricks
Winetricksをアプリ一覧から起動する
"Select the default wineprefix" > "OK"
"Install a Windows DLL or component" > "OK"
フォントをインストールしようとしてsha1sumのエラーが出るとき
フォントのファイルがなぜか0byteになっているので置き換える
"Select the default wineprefix" > "OK"
"Install a font" > "OK"
"all fonts" > "OK"
~/.cache/winetricks/takao/takao-fonts-ttf-003.02.01.zipの
https://launchpad.net/takao-fonts/+milestone/003.02.01をダウンロードして置き換える
ttf-baekmuk_2.2.orig.tar.gz https://launchpad.net/ubuntu/+source/ttf-baekmuk/2.2-3
PowerPointViewer.exe https://sourceforge.net/projects/mscorefonts2/files/cabs/PowerPointViewer.exe/download
文字化け
/usr/share/fontsのなかの.ttfファイルを全てコピー
~/.wine/drive_c/windows/Fontsにペースト
まだ直してないエラー
0009:fixme:win:EnumDisplayDevicesW ((null),0,0x315154,0x00000000), stub! 0009:fixme:win:WINNLSEnableIME hwnd (nil) enable 0: stub! 0009:fixme:dpnet:IDirectPlay8PeerImpl_Host (0x178080)->(0x315400,0x10011c18,1,(nil),(nil),(nil),0): stub 0009:fixme:imm:ImeHandleNotify WM_IME_NOTIFY:IMN_SETCOMPOSITIONWINDOW 0009:fixme:d3d:state_zenable W buffer is not well handled
参考
スクリーンショットとファイルシステムを読み込み専用で再マウント
Ubuntuでウィンドウ1つのスクリーンショットを撮るとき、いつもスクリーンショットが撮れなくなっていてもう諦めていた。ファイルシステムがRead Onlyになってスクリーンショットが保存できなくなるので仕方なく毎回パソコンを再起動していた。Ubuntuのバグがと思っていろいろ調べたけど何もそれらしい情報が出てこない。18.04にアップグレードすれば直るのではとか思いながらそんな状態を半年以上放置していた。
使用しているOSはUbuntu 16.04、キーボードはHHKB Lite。さらにキーボードをなんとなく真っ黒にペイントして印刷してある文字は見られない。配置は手が大体覚えているけれど、ファンクションキーとの組み合わせなどは適当に当たるまでその辺のキーを連打していた。
HHKBでスクリーンショットを撮るときのショートカットはAlt+Fn(Function)+PSc(Print Screen)の3つを押す必要がある。PScキーはIキーと同じなのだけれど正確に覚えていなかったのでYキーあたりかと思い、Alt+Fnを押しながら毎回Y、U、Iキーあたりを押していた。
今日HDDのパーティションを分けている時に同じRead Onlyになる現象が起きてパソコンを再起動した時におもむろにAlt+UとかにファイルシステムがRead Onlyになるショートカットでも振られているのではと思って調べたらまさに
Alt+SysRq+U : ファイルシステムを読み込み専用で再マウント
と出てきて驚いた。 SysRqとは何かと調べてみたら「マジックSysRqキー※」というもので、HHKBだけか分からないけれど運が悪いことにPScキーと同じキーに「PSc/SRq」と書かれている。 いつも適当にAlt+Fnを押したままU、Y、I、あたりを押していたのでAlt+Fn+I(=Alt+SysRq)→Alt+Fn+Uとなって読み込み専用になっていたらしい。Alt+Fn+Iが正しいので最初にスクリーンショットが撮れるはずだだと思うけれどカシャッと音がするまで少しラグがあるのでいろいろ連打していたのも運が悪かった。
やっと原因がわかったので正確にPScキーを覚えてもう間違えないようにしたら失敗することなくスクリーンショットが撮れるようになった。 原因が分かるまでとても長かった。でもUbuntuが嫌いになってWindowsに戻らなくて良かった。
【参考】
※マジックSysRqキー
Linuxカーネルでシステム状態に関する低レベルコマンドを発行するキーシーケンスである。
マジックSysRqキー - Wikipedia
ショートカット | 備考 |
---|---|
Alt+SysRq+R | キーボードをrawモードからXLATEモードへ切り替え |
Alt+SysRq+E | 全てのプロセスを終了 |
Alt+SysRq+I | 全てのプロセスを強制終了 |
Alt+SysRq+S | ファイルシステムをsync |
Alt+SysRq+U | ファイルシステムを読み込み専用で再マウント |
Alt+SysRq+B | 再起動 |
UbuntuにVisual Studio Codeをインストール
○環境
Ubuntu 16.04 LTS
○Visual Studio Code
.deb 64 bitを適当なフォルダにダウンロード
ダウンロードしたファイル:code_1.27.2-1536736588_amd64
code.visualstudio.com
○方法
コマンド2つ実行するのみ
sudo dpkg -i code_1.27.2-1536736588_amd64.deb sudo apt-get install -f # Install dependencies
このdebパッケージをインストールするだけで、自動アップデートを行うaptリポジトリとsigning keyもインストールされる
マニュアルでリポジトリとsigning keyをインストールするには以下のスクリプトを実行する
curl https://packages.microsoft.com/keys/microsoft.asc | gpg --dearmor > microsoft.gpg sudo install -o root -g root -m 644 microsoft.gpg /etc/apt/trusted.gpg.d/ sudo sh -c 'echo "deb [arch=amd64] https://packages.microsoft.com/repos/vscode stable main" > /etc/apt/sources.list.d/vscode.list'
続いてパッケージキャッシュのアップデートとパッケージのインストールは以下のコマンドを実行する
sudo apt-get install apt-transport-https
sudo apt-get update
sudo apt-get install code # or code-insiders
○インストールしたエクステンション
・C/C++ for Visual Studio Code
marketplace.visualstudio.com
・Python
marketplace.visualstudio.com
○参考
EtcherでRaspbianを焼く
・環境
Ubuntu 16.04LTS
Etcher version v1.4.4
Raspbian Stretch with desktop
Version: June 2018
Release date: 2018-06-27
Kernel version: 4.14
Raspbian Stretch Lite
Version: June 2018
Release date: 2018-06-27
Kernel version: 4.14
desktopとliteをそれぞれ16GBと8GBのSDカードに焼く。
・方法
EtcherというOSイメージをSDカードに焼くソフトを使う。
Etcher CLIというものもある。
ダウンロードしたetcher-electron-1.4.4-linux-x64.zipをUnzipで解凍する。
etcher-electron-1.4.4-x86_64.AppImageというファイルが出てくるので、Terminalでこのファイルがあるディレクトリに移動して実行する。
cd /Downloads
./etcher-electron-1.4.4-x86_64.AppImage
インストールするか尋ねるダイアログが出てくるがNoを押した。
起動したEtcherのウィンドウで焼くRaspbianのimgファイルを選択する。
焼く宛先のSDカードは自動で選択されている。
Flash!ボタンを押して焼く。このときUbuntuのパスワードが求められるので入力する。
完了するとFlash Complete!となる。