adbコマンドでパソコンと同じ時刻をスマホに設定する

ROMを焼いたりするとネットに繋がないと時計が合わず、logcatでログを見ていても時刻がめちゃくちゃでよくわからないということがある。必要なときにパソコンと同じ時刻を秒単位でセットするシェルスクリプトを作っておくととても便利なことが多い。

 

 ○コマンド

Linux

 

adb shell date 'date +%m%d%H%M%Y.%S'

        または

adb shell "date 'date +%m%d%H%M%Y.%S'"

"月日時分年ドット秒"の順

%Sの前にドットが入ることに注意

 

Windows

adb shell date %date:~5,2%%date:~8,2%%time:~0,2%%time:~3,2%%date:~0,4%.%time:~6,2%

"月日時分年ドット秒"の順

%Sの前にドットが入ることに注意

 

○仕組み

 コマンドプロンプト

>echo %date% と打つと日付を取得できる。
2019/04/03 Wed

同様に

>echo %time% と打つと時刻を取得できる。
23:08:47.47

%date:~5,2%は2019/04/03 Wedの0から始まる5番目から2文字取得するので04という月を取得する。

これを%%の囲いごとに行って"月日時分年ドット秒"の順に並べている。

Linuxのほうも要素の記述方法が違うだけで同じ。

うまく設定できない場合はWindowsの言語設定などで日付の表示順が違うことがあるのでecho %date%して並びを確認したほうが良い。

 

adbのdateコマンドはAndroid 6.0から書き方が変わったようだけど公式のドキュメントはどこにあるのかわからなかった。

dateコマンドのヘルプはadb shell date --helpで見る。

VirtualBox - RTR3InitEx failed with rc=-1912 (rc=-1912)が出たときの対処とVirtualbox 6.0.4のインストール

Virtualbox 5.2がインストールされたUbuntu 18.04にVirtualbox 6.0のdebパッケージをダウンロードしてダブルクリックしてインストールしたら
VirtualBox - RTR3InitEx failed with rc=-1912 (rc=-1912)
というエラーが出た。
公式のインストール手順にあったリポジトリの登録とかをめんどくさがって楽しようとしてダブルクリックしたら余計手間が増えてしまった。

手順

Virtualboxの削除
Virtualboxが起動していない状態で行うこと

sudo apt autoremove --purge virtualbox*

Virtualboxのパッケージが残っていないことを確認
何も表示されなければ良い

dpkg -l virtualbox* | grep ^i

ソースをアップデートする

sudo apt-get update
sudo apt-get upgrade

インストール可能なバージョンを確認する

$ apt-cache madison virtualbox | grep -iv sources
virtualbox | 5.2.18-dfsg-2~ubuntu18.04.3 | http://jp.archive.ubuntu.com/ubuntu bionic-updates/multiverse amd64 Packages
virtualbox | 5.2.18-dfsg-2~ubuntu18.04.3 | http://security.ubuntu.com/ubuntu bionic-security/multiverse amd64 Packages
virtualbox | 5.2.10-dfsg-6 | http://jp.archive.ubuntu.com/ubuntu bionic/multiverse amd64 Packages

5.2しかないので/etc/apt/sources.listにbionicを登録する

sudo vi /etc/apt/sources.list

一番下にdeb〜を追加する

deb https://download.virtualbox.org/virtualbox/debian bionic contrib

Oracle public keyをカレントディレクトリにダウンロードする

https://www.virtualbox.org/download/oracle_vbox_2016.asc

キーを登録する

sudo apt-key add oracle_vbox_2016.asc

アップデートする

sudo apt-get update

virtualbox-6.0をインストールする

sudo apt-get install virtualbox-6.0

インストールされたバージョンを確認する

dpkg -l virtualbox* | grep ^i

USB 3.0の有効化

アップデート後はUSB 3.0が使えないので新しいVirtualBox 6.0.4 Oracle VM VirtualBox Extension Packをインストールする必要がある
方法はこちらのように行う
ultra-genma.hateblo.jp

参考

16.04 - VirtualBox - RTR3InitEx failed with rc=-1912 (rc=-1912) - Ask Ubuntu Linux_Downloads – Oracle VM VirtualBox

Ubuntu 18.04でドラッグが出来ない問題を直す

Ubuntu 18.04にアップグレードしたらファイルマネージャーでドラッグ&ドロップが出来なくなった。ファイルを選択して右クリックしながらマウスを動かしても他のファイルも選択されるのみで、ドラッグにならない。これは新しい機能の問題のようで設定を変更するだけで直すことができた。

やり方

ファイルマネージャーを選択し、画面上部のファイルから設定を選択する。
f:id:ultra-genma:20190203150827p:plain

画面中央あたりの実験的機能 > 新しいビュー機能を使用する のチェックを外す f:id:ultra-genma:20190203150846p:plain

これだけで直る。直らなければ一度ファイルマネージャーを終了し、再起動すればドラッグ出来るようになる。

参考

itsfoss.com

Ubuntu 18.04でウィンドウの閉じるボタンを左側にする

Ubuntu 16.04から18.04にアップグレードしたらデスクトップ環境がUnitiからGNOMEに変わった。
それに伴い、ディレクトリを開いたりしたときのウィンドウの閉じる、最小化、最大化のボタンがWindowsのように右側に移動した。すでに左に慣れていたのでこの変化はとても使いにくかったので左側に変更した。

やり方

GNOME tweaksをソフトウェアセンターからインストールする
16.04のときのUnity Teak Toolとは異なる

Tweaksを開き、ウィンドウ > タイトルバーボタンの位置(一番下の項目)で左を選択する

I-O DATAの27インチディスプレイEX-LDGCQ271DBを買った

今までメインで使っていたディスプレイがサムスンの21.5インチのもので画面が暗くなってきた気がしたので買い替えた。
27インチのWQHDディスプレイEX-LDGCQ271DBを買った。NTTXストアのタイムセールで7000円引きの25800円。

EIZOの24インチがTSUKUMO EXで32000円ほどだったのでそれと迷ったけど画面の広さが欲しかったのと、24インチでもFull HDだと近くで見た時の画質の粗さが気に入らなかったのでWQHDにした。WQHDに決めてからはビックカメラ専売のジャパンネクストのWQHD 26000円くらいのものを買うつもりだったが、色々調べるとジャパンネクストの電源ボタンの作りがちょっと雑で壊れそうで、ドット抜けが多くてジャパンネクストガチャって言われたりしていたので買う気が失せた。
他のWQHDディスプレイを探していたらたまたまNTTXでI-O DATAのものが安くなっていたのでほぼ即決で決めた。

良いとこ

  • WQHDだと画素が細かいのでドット抜けがほとんど見えず、気にならない
    いろいろアニメ見て楽しんだあとにドット抜けのチェックしてないことを思い出してチェックした。それまで何も気づかなかったからすでに問題はない。
  • 画面が広い
    大きすぎて疲れるという人もいるけど27までならそんなに気にならない
  • リモコンが付いている
  • 発色が結構綺麗
    プログラミングやアニメ見るくらいなら全然問題なし

悪いとこ

  • 30000円前後するのでちょっと高い
    24インチの安いものだと10000円台前半で買える
  • freesyncに対応してないのでtearing(画面描画が追いつかずに横線が入る)が起きる
    アニメ倍速再生だと結構頻発する

気をつけるとこ

  • WQHDの出力に対応したマザボかグラボが必要
  • FPSなどの1フレームを争うようなゲーム向きではない

デュアルディスプレイのUbuntuで異なる壁紙を設定する

nitrogenを使用する

nitrogenを使用するとデスクトップにファイルやショートカットを表示することができないので注意。
nitrogenのインストール

sudo apt-get install nitrogen

launcherからnitrogenを起動
Preferences > addで画像を読み込むディレクトリを指定する
画像が何千枚もあるディレクトリを読み込むとnitrogenが停止したりするので気をつけたほうが良い
画像を選択し、下の"Full Screen"となっているところからScreen1または2を選択する
Applyを押す
同様にもう一方のScreenの画像も選択する
Applyを押す

変更されない場合

nitrogenを使用するとき、デスクトップにファイルやショートカットを表示することができない。そのためデスクトップのアイコン表示をオフにする必要がある。オフにしたとしてもデスクトップにファイルは存在するため、ターミナルやファイルっていうアプリから選択することはできるがwindowsとかでデスクトップにショートカット敷き詰めるような人には合わないかもしれない。自分は元からデスクトップにファイルを置かない主義なので問題なかった。

dconf-editorをインストールする

sudo apt-get install dconf-editor
dconf-editor

dconf-editorが開いたら/org/gnome/desktop/background/を選択する
show-desktop-iconsのチェックを外す

再起動すると画面が黒くなってしまう場合

Nitrogenがboot時に自動起動しないため、設定する必要がある

 gnome-session-properties

日本語だと「自動起動するアプリケーションの設定」というウィンドウが出てくる
"追加" を押し、各項目を設定する
名前:Nitrogen
コマンド:nitrogen --restore
説明:Set the wallpaper using Nitrogen
"閉じる"を押す

それでも黒くなってしまう場合

Tweak Toolの背景 > モードでNoneではなくWallpaper担っているか確認する